Shojinholdsを使ったルートセットの練習の仕方、その流れをまとめていきます。
ルートセット練習のルーティーン
できれば1日に2回はこの流れを繰り返したいところです。
毎日やることよりも、一度の練習で、集中して何度も繰り返す方が重要で、その方が習得度は上がります。
1. セットする
あまり難しく考えず、感覚の赴くままホールドを付けていきます。ホールドを付けていく順序は、
- 核心部で持っているホールド
- 核心部から取りに行く次のホールド
- 核心部より前のホールド
- 核心部より後のホールド
このような順番にします。
スタートからゴールまでしっかり作り込む必要は無く、適当に3ムーブくらい出来たら終了します。
セッティング練習の流れ こちらの記事では、セットの流れを実際に模擬体験できるよう、動画を使って説明しています。
2. Grip Guideで確認する
付けたホールドの向きや持ち方がGrip Guideと同じようになっているか確認しましょう。
少しくらいの誤差は気にしないで良いと思います。
持ち方についても、右手左手をよく見て、同じようになっていれば良いでしょう。
3. 修正する
Grip Guideと異なっているホールドを、適切なホールドに変えていきます。できるだけ最初に作ったムーブと同じムーブになるようにしましょう。
もちろんGripGuideで推奨されていない向き、書いていない持ち方でも、問題無い場合もありますが、ここでは練習として、Grip Guideと違っているものは、どんどん変えていきます。
「正しいホールド」を選ぶことが目的なのではなく、あくまで「良いムーブ」を作ることが目的です。そこで生まれてくる相違や矛盾、良し悪しの判断などについて考え、答えを探していきましょう。
うまくいかないのは当たり前です。繰り返すことで次第にできるようになります。
ポイント 調整や修正している時に大切なのは、「面白い」とか「楽だ」という主観的で曖昧な基準で判断しないことです。「ここがこうだから、こうなる」という思考にすることが重要です。なぜそのムーブを選んだのか、なぜそのムーブがお客様のためになるのか、ならないのか、考えることは山積みです。
4. 繰り返す
初めから、繰り返しましょう。
通常のセット時、「この練習を最低でも2回やる」など決めてみて、続けるようにします。どんどんとセッティングに変化が出てくることでしょう。
ポイント ホールド選び、ホールド貼り、ムーブ作り、ポジション選び、修正、、、、この一連の練習の中で、気がついた問題点や疑問点は、必ずメモに書き出しておくようにします。メモに書いた点について考えて、答えが出なかったらShojinholdsのサポートを利用するのも良いでしょう。