テクスチャから得られること
ホールドに促されるのは登り手だけではありません。ルートセッターも同じく、ホールドにある微妙な膨らみや角度の切り替わりに残された少しの面によって、新たなフットワークの着想を得ることができます。これは特異的なものではなく、ホールド選び、ムーブ選びの基本です。
ホールドに存在する様々なヒントを読み取り、ムーブを呼び起こすための眼を養いましょう。これは、ホールドの適材適所、こだわったムーブ作りのためのホールド選びに必要な技術です。作られた膨らみを上手に使い尽くせるように、テクスチャとにらめっこを続けましょう。